角界の未来が見える“令和の 名勝負”が繰り広げられた——。1敗同士の対決となった関脇・琴ノ若(佐渡ヶ嶽)と前頭十五枚目・大の里(二所ノ関)の一番は、琴ノ若が番付の差を示すように圧倒。いずれも将来が嘱望される“大器”の初顔合わせに館内は今場所一番の盛り上がりを見せた。
3場所連続で関脇の座につき、今場所では大関昇進を目指している26歳・琴ノ若。初日から5連勝と好調で、六日目に1敗を喫するもののその後は白星を重ねて九日目を終えて8勝を挙げていた。
一方、今場所が新入幕の23歳・大の里は、昭和以降3位タイの スピードで幕内昇進を果たした
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