主演女優賞・吉永小百合、昭和、平成、令和の3時代制覇 2000年度以来23年ぶり「自分の中で特別な賞」【第66回ブルーリボン賞】
2024/01/23

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 東京映画記者会(東京中日スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第66回(2023年度)ブルーリボン賞」が23日、決定した。「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)が作品賞、主演男優賞(神木隆之介)、助演女優賞(浜辺美波)の3冠を獲得。吉永小百合(78)は3度目となる主演女優賞に輝き、これで昭和、平成、令和の3時代での同賞受賞となった。授賞式は2月8日に東京都内で開催される。

 吉永は1962年度に「キューポラのある街」で、史上最年少の17歳で初めて主演女優賞を受賞。2000年度には「長崎ぶらぶら節」でも獲得し、今回は23年ぶり3度目の受賞。約60年にわたって昭和、平成、令和の3時代で主演女優賞を獲得してきた。

 「ブルーリボン賞は17歳になったばかりのときに頂きましたから、自分の中で特別な賞という思いがある。映画を作っている人間にとって、とても励みになる」と喜ぶ。「62年は賞があるということも知らないくらいだった。ただ夢中でやって、それで頂いて記者会見した。監督にしっかり指導していただいて必死に付いていったという感じで、賞を頂けるなんて夢のようでしたね」と振り返る。さらに「監督と私が座って、私は白いリボンか何かを髪につけていた。ブルーのリボンで結んだ賞状を頂いた」と懐かしそうに話す。

 2月に行われる授賞式では「母と暮せば」

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(15年)で親子役を演じた二宮和也(40)が司会を務める。プライベートでも親交がある〝息子〟と晴れ舞台で再会することになり「とてもワクワクするような思い」。二宮は昨年10月にSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を退所し独立。独立発表の前に二宮からメールで報告を受けていたと言い「応援するからねって返した。決意するまで大変だったと思う」と思いやった。

 1957年にラジオドラマ「赤胴鈴之助」でデビューして以来、ほとんどの活動を映画にささげてきた。「いま地震や世界の戦争など大変な時代だが、映画という文化がずっとずっとこの先みんなの中に残っていってほしいと思うし、私自身は自分が出た映画が100年残ってほしいという思いがある」と強調。

 年齢を重ねても、まだまだ意欲は旺盛だ。「やればやるほど映画の面白さというか、みんなと映画の現場で一つのものを作る楽しさは前より強くなっている気がする。これからどうなるか分からないけど、もうちょっとやれたらと思いますね」

◆第66回ブルーリボン賞◆
作品賞   「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)
監督賞   石井裕也(40)「月」「愛にイナズマ」

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主演男優賞 神木隆之介(30)「ゴジラ-1.0」「大名倒産」
主演女優賞 吉永小百合(78)「こんにちは、母さん」
助演男優賞 佐藤浩市(63)「愛にイナズマ」「せかいのおきく」など
助演女優賞 浜辺美波(23)「ゴジラ-1.0」「シン・仮面ライダー」
新人賞   黒川想矢(14)「怪物」
外国作品賞 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
【邦画ベストテン】
「ゴジラ-1.0」
「月」
「怪物」
「春に散る」
「エゴイスト」
「福田村事件」

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「こんにちは、母さん」
「正欲」
「愛にイナズマ」
「BAD LANDS バッド・ランズ」
「市子」
「わたしの幸せな結婚」
「PERFECT DAYS」
「ロストケア」
「渇水」
*同票で6作品
【洋画ベストテン】
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
「グランツーリスモ」

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「オットーという男」
「ナポレオン」
「AIR/エア」
「生きる LIVING」
「TAR/ター」
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
「バービー」
*丸数字は年齢

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