東京映画記者会(スポーツ報知など在京スポーツ7紙で構成)が選ぶ「第66回(2023年度)ブルーリボン賞」が23日、決まった。監督賞には、第53回に商業映画デビュー作「川の底からこんにちは」で史上最年少の28歳で監督賞を受賞した石井裕也監督(40)が、「愛にイナズマ」
「愛に―」はコロナ禍で世の中に漂う鬱屈(うっくつ)した空気を吹き飛ばすような痛快な物語で、「月」は実際の大量殺人事件をモチーフにした問題作。「僕にとって特別な2作品で評価してもらえたことが、うれしい。13年前とは違う種類の喜びですね」。評価された要因は「映画表現というのは自由であるべき。
その表現に真っすぐ、立ち向かった。気付いたら、そういう作品が少ないので、目立ったのだと思う」と自己分析した。
受賞を喜ぶ一方、新たな悩みも。「賞をいただくと、新しい作品を撮った時に無意識に比較して幻影に惑わされる。対処法を考えておきす」と気を引き締めた。
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