松本人志
日本テレビ系「DayDay.」(月~金曜・午前9時)は23日、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が22日に飲み会で性的行為などを強要したとの疑惑を報じた「週刊文春」の出版元・文芸春秋への名誉毀損(きそん)による損害賠償などを求め、東京地裁に提訴したことを報じた。
松本個人による提訴で、損害賠償額は約5億5000万円。松本は今月8日に裁判注力のため芸能活動の休止を宣言していた。これを受けて、週刊文春編集部は「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」
スタジオには菊地幸夫弁護士が出演した。損害賠償額として約5億5000万円を請求したことに「名誉毀損の場合は普通、損害額として出てくるのは精神的な苦痛による慰謝料です」と解説し「今回、松本さんの場合は、恐らく仕事を休止されたことによる収入の減少。これが慰謝料に加わってこの5億5000万円という金額になっているんだと思います」と指摘した。
その上で、これが認められるか否かについて菊地氏は「裁判は弁護士が主にやりますので、松本さんが裁判に注力するために仕事を休まなければいけないかどうかというと、必ずしもそうではないんじゃないかということになると、この上乗せした収入源が損害としてストレートに認められるかどうかということは難しい面があろうかなと思います」と解説していた。
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