「ついカッとなってやった。今は反省している」
よく暴行事件を起こした犯人が供述しますが、ちょっとしたはずみで人生を狂わせてしまう様子は、まさに「魔が差した」としか言いようがありません。
そんな心情は古今東西、そして身分の貴賎を問わないようで、やんごとなき平安貴族たちも「魔が差して」犯行に及んでしまうのでした。
今回は暴力事件を起こして流罪となってしまった藤原實方(ふじわらの さねかた。藤原実方)を紹介。果たして、その動機は何だったのでしょうか。
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを 【意訳】これほどまでに燃えるような思いを、言わずにいる思いを、あなたは知らないでしょうね。
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