家族やパートナー、友人とのルームシェアなど、誰かと共同生活をしていると、生活の些細なことで衝突することもしばしば。
以前『5時に夢中!』(TOKYO MX)で取り上げられた際も話題になった、ごはんを巡る問題について調査してみました。
話題になったのは、昨年12月の放送にて、株式トレーダーの若林史江さんが実体験を語った一幕。
若林さんがその日の夕飯と、翌日の朝ごはんの分までを想定して炊飯しておいたにも関わらず、夜のうちに夫が食べてしまい……。翌朝炊飯器を開けると、子供の一膳分にもならないわずかなごはんが残されていることがあるそう。
これについて、「全部きれいに食べてくれるならいいけど…」「なんか、“お気持ち”みたいで腹立たない?」と若林さん。
あると思っていたごはんがなく、忙しい朝に追い打ちをかけられるなかで、炊飯釜を洗いたくなかったのか、食べてしまった申し訳なさ故なのか、謎に残った微妙なごはんがさらに腹立たしく思えてしまうこの問題。
これには視聴者からも「非常に分かる。遠慮の塊を残さず、食べたら食べたと知らせてほしい」「食べてもいいの、釜の飯は。その後、自分が釜を洗う作業から逃れるために少し残しているのが…」「洗っておいてくれたら朝ご飯がなくても少し許せる」と、共感する声が相次ぎました。
そこで、fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に行なった意識調査では、全体で38.1%の人が「炊飯器に一膳分にも満たない少量のごはんが残され、イラッとした経験がある」と回答。
男女別に見ると、男性32.4%に対して女性は43.6%と女性のほうが高い割合に。まさしく若林さんと同じような経験をしている人は、少なくないようです。
しかしながら、家族にひと言伝えていれば、状況は変わったかもしれません。同日の放送でも若林さんは「暗黙の了解じゃない?」
編集部が話を聞いた50代の女性は「家族の食事の時間がバラバラになってからはとくに、『ごはんはお弁当用だから取っておいて』など、冷蔵庫のメモなどで周知するようにしています。言わないと分からないので…!」と話していました。
一緒に生活していても、相手の立場を想像して“察する”のは難しいこと。多少面倒でも、大切なことはしっかり伝えておくことも大切ですね。
衣笠あい:神奈川県出身。ニュースサイト『Sirabee』編集部のサブデスクを経て、2022年7月よりfumumu副編集長に。不器用でズボラな自分の生活を支えてくれる、簡単でおいしいレシピや、便利グッズの情報にも常にアンテナを張っています。
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