米アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは23日、第96回のノミネートを発表し「ゴジラ-1.0」が日本映画初の視覚効果賞にノミネートされた。山崎貴監督(59)は「まさかオスカーに絡むことができるとは想像してなかったです。新しい扉が開いた感じです」と喜んだ。
長編アニメーション映画賞には、宮崎駿監督(83)の「君たちはどう生きるか」がノミネート。03年に「千と千尋の神隠し」が長編アニメーション賞を受賞も、06年は「ハウルの動く城」、13年は前作「風立ちぬ」がノミネートも受賞は逃しており、鈴木敏夫プロデューサー(75)は「『千と千尋の神隠し』に引き続き2度目のオスカーがもらえたら、本当にうれしいです」と期待した。
国際長編映画賞(旧外国語映画賞)には、役所広司(68)が昨年のカンヌ映画祭(フランス)で男優賞を受賞した「PERFECT DAYS」がノミネート。手がけたドイツのヴィム・ヴェンダース監督(78)は「私の偉大な映画界の師、小津安二郎の祖国である日本の代表として参加できることを大変光栄に思います」とコメントした。
さらにオスカーを2度、獲得した日本出身のカズ・ヒロが「マエストロ:その音楽と愛と」(ブラッドリー・クーパー監督)でメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート。
日本映画及び関係者が4部門にノミネートという前代未聞のラッシュとなった。3月10日(日本時間11日)に米ロサンゼルスで行われる授賞式に期待がかかる。
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