神木隆之介「個人賞とは縁遠いだろうなと」主演男優賞に喜びを超えた感慨/ブルーリボン賞
2024/01/23

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東京映画記者会(日刊スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)主催の第66回(23年度)ブルーリボン賞が23日までに決定した。

「ゴジラ-1.0」が作品賞、神木隆之介(30)の主演男優賞、浜辺美波(23)の助演女優賞の3冠を制した。また吉永小百合(78)が、00年「長崎ぶらぶら節」以来23年ぶり3度目の主演女優賞に輝いた。20年のコロナ禍以降、見送ってきた授賞式を、2月8日に都内で開催する。

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神木の口から、喜びを超えた感慨があふれ出た。メジャーの映画賞の俳優賞は、04年の日本アカデミー賞新人俳優賞以来。しかも同賞は6俳優並んでの受賞。「メチャクチャ、うれしかった。作品が賞をいただくこと自体、本当にすてきなこと。でも本能的に、僕は個人賞とは縁遠いだろうなと、徐々に思い始めてきた時に受賞のお知らせを聞いたので」。個人としては初の受賞の知らせをベッドの上で聞き、1人で喜んだ。

浜辺は、山崎貴監督(59)から「取ったらしいじゃん。おめでとう」と、一足先に“フライング”で受賞を知らされ「多分、違いますよ」と戸惑ったという。その後、正式に連絡が入り「本当だったんだと…2度、うれしい。得した気分」とブルーリボン賞初受賞を喜んだ。「シン・仮面ライダー」と併せての受賞に「ゴジラと仮面ライダーさんの“巨匠”2人と、すばらしいキャストに連れてきていただいた。ご縁…本当に幸せ」

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と感激した。

20年に出演オファーを受けた「ゴジラ-1.0」では、終戦を迎えた東京で出会い、血縁がないながらも寄り添い、生き直す男女を演じた。22年3~6月に行われた同作の撮影中に出演が確定したNHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦を演じた。同10月に撮影が始まった同作を経た関係は2年に及ぶ。神木が「見せ場で勝負し、勝てる強さがある」と浜辺を絶賛すれば、浜辺も「芸歴約30年のすごみ…深層は見えなかった。進化を感じる」と尊敬のまなざしを向ける。

そろって映画人が憧れる賞をつかみ取った。神木は「映画に出たい」と力を込めた。浜辺は、66年に主演女優賞を受賞した所属事務所の先輩・司葉子(89)の名を挙げ「白黒の映像を見て銀幕で輝ける女優になりたいと目標を掲げた。銀幕に出続けたい」と誓った。【村上幸将】

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