サンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者が選ぶ「第66回ブルーリボン賞」の各賞が決定した。
「月」と「愛にイナズマ」で監督賞に輝いた石井裕也監督(40)は、2010年の「川の底からこんにちは」以来の受賞となり、「あのときは本当にうれしかったですし、励まされました。今また特別な2作で評価されて、13年前とは違う喜び」と感慨深げだった。
受賞が決まった直後、助演男優賞の佐藤浩市(63)から祝福の連絡があったといい、「メールで知った15秒後くらいに浩市さんから電話がきて、すごく喜ばれている言葉を聞いて、僕も急にうれしくなった。『愛にイナズマ』は浩市さんが評価されるべき作品なので…」とかみしめた。
神奈川・相模原で起きた障害者施設での殺傷事件をモチーフにした同名小説が原作の「月」と、アフターコロナを舞台にユーモアあふれる反撃の物語を描く「愛にイナズマ」を同時期に公開。
40代を迎えても映画愛は深まるばかりで、「エネルギーがないと映画は完成されない」とキッパリ。今後も〝石井ワールド〟で日本の映画界を進化させる。
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