【甘口辛口】「李下に冠を正さず」松本人志クラスの芸人なら後輩の世話にならずとも粋な遊び方もあったろう
2024/01/23

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■1月24日 女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で名誉を毀損されたとしてお笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(60)が発行元の文芸春秋などを提訴した。損害賠償の請求額約5億5000万円には驚いたが、記事の影響で消失した出演料などを含めると高いとはいえないという。さすがにお笑いの帝王ではある。 

松本の代理人弁護士は「記事に記載されているような性的行為やそれらを強要したという事実はなく、『性加害』に該当する事実はないということを明確に主張し立証していく」としている。一方の週刊文春側も「一連の記事には十分自信を持っている」と一歩も引かない。 

後輩芸人がセットしたという飲み会の存在については、たむらけんじがラジオの発言で認めている。争点はその場で性加害があったのかどうかで、当事者以外にはわからないことをどう判断するか難しい裁判になりそうだ。専門家によると和解せずに双方が徹底的に戦えば一審判決まで早くても1年半、最高裁まで持ち込めば3年以上かかるという。 

芸能記者に聞くと、お笑い芸人は概して気配り上手で人情の機微にも通じている。だからこそ人を笑わせられ、女性にモテモテという。関西の大御所、上沼恵美子が「笑いは超一流なのに遊びは三流以下」と苦言を呈したが、なるほど松本クラスの芸人なら後輩の世話にならずとも粋な遊び方もあったろう。 

今回は表沙汰になったが、芸能界では「有名人に会いたい」という女性を集めた飲み会は日常茶飯事だろう。老婆心から一言いわせてもらえば「李下に冠を正さず」。人から誤解を招くような紛らわしい行為は絶対慎むよう事務所なりが徹底指導すべきだ。(今村忠)

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