序二段三十六枚目・御室岳(伊勢ヶ濱)と序二段三十八枚目・隆志(阿武松)の一番で、立ち合いで隆志が先に突っかけたものの足元を滑らせ、あわや“自爆”で負けてしまうかという出来事があった。
36歳の ベテラン御室岳と19歳の若手・隆志という取組は、若さに勝る隆志が、体重で28キロ重い御室岳をどう攻略できるかという一番だったが、立ち合いでは隆志の気持ちが少し前にかかりすぎたのか、まだ御室岳が片手も土俵につく前に突っかけてしまった。当然「待った」になったが、際どかったのは隆志の足元。
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