作品賞・「ゴジラ-1.0」 山崎貴監督「ゴジラは大スター。トム・クルーズとか、いるだけで映画のパワーが出るような大スターと同じ力を持っている」【第66回ブルーリボン賞】
2024/01/23

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 東京映画記者会(東京中日スポーツなど在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第66回(2023年度)ブルーリボン賞」が23日、決定した。「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)が作品賞、主演男優賞(神木隆之介)、助演女優賞(浜辺美波)の3冠を獲得。吉永小百合(78)は3度目となる主演女優賞に輝き、これで昭和、平成、令和の3時代での同賞受賞となった。授賞式は2月8日に東京都内で開催される。

 山崎監督は「何より若い2人の頑張りを評価していただいたことがすごくありがたい」と出演した神木と浜辺の受賞を喜んだ。作品賞と合わせての3冠に「内容もキャストも評価していただいて3賞を頂けた」と笑顔を見せる。

 日本では興行収入が54.5億円を突破、世界興収は140億円を超える快進撃。世界で愛されるゴジラの魅力に「大スターなんだなとあらためて思った。トム・クルーズとか、その人がいるだけで映画のパワーが出るような大スターがいるが、ゴジラは同じ力を持っている」と強調。

 今月訪米したところ、ハリウッドのさまざまな監督やキャストから「すごい評判がいいらしいな」と称賛されたと言い、認知度の高さに「ゴジラが通行手形みたいな感じ」と笑う。

 以前からゴジラ映画を製作することを夢見てきたため充実感でいっぱいかと思いきや「ゴジラを作った監督になっちゃった」と逆に寂しさを漂わせる。

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各方面から高い評価を受けるが「称賛、評価が寂しい。終わった人じゃないですか」という。「続編を作りたい。この寂しさを消すのは続編しかない。とはいえ続編を作るのは大変。一回出来上がっちゃうと、どれだけ作るのに大変だったか忘れる。ただ、大変だったことを思い出しても、もうちょっとゴジラを作る人でいたい」と意欲的だ。

◆第66回ブルーリボン賞◆
作品賞   「ゴジラ-1.0」(山崎貴監督)
監督賞   石井裕也(40)「月」「愛にイナズマ」
主演男優賞 神木隆之介(30)「ゴジラ-1.0」「大名倒産」
主演女優賞 吉永小百合(78)「こんにちは、母さん」
助演男優賞 佐藤浩市(63)「愛にイナズマ」「せかいのおきく」など
助演女優賞 浜辺美波(23)「ゴジラ-1.0」「シン・仮面ライダー」
新人賞   黒川想矢(14)「怪物」

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外国作品賞 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
【邦画ベストテン】
「ゴジラ-1.0」
「月」
「怪物」
「春に散る」
「エゴイスト」
「福田村事件」
「こんにちは、母さん」
「正欲」
「愛にイナズマ」
「BAD LANDS バッド・ランズ」
「市子」
「わたしの幸せな結婚」
「PERFECT DAYS」

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「ロストケア」
「渇水」
*同票で6作品
【洋画ベストテン】
「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」
「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
「グランツーリスモ」
「オットーという男」
「ナポレオン」
「AIR/エア」
「生きる LIVING」
「TAR/ター」
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
「バービー」
*丸数字は年齢

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