羽鳥慎一アナ、松本人志「文春」提訴に見解…「かなり難しくて時間がかかるんだろうなと思います」
2024/01/22

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羽鳥慎一アナ

 テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は23日、お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が22日に飲み会で性的行為などを強要したとの疑惑を報じた「週刊文春」の出版元・文芸春秋への名誉毀損(きそん)による損害賠償などを求め、東京地裁に提訴したことを報じた。

 松本個人による提訴で、損害賠償額は約5億5000万円。松本は今月8日に裁判注力のため芸能活動の休止を宣言していた。これを受けて、週刊文春編集部は「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」とコメントを発表した。

 火曜コメンテーターで弁護士の菊間千乃氏は、今回の裁判のポイントを「名誉毀損の場合は、名誉毀損の違法性が阻却されるためには週刊文春側が公共性、公益性というところと、あと真実の証明、もしくは真実相当性の証明をしていくということなので、文芸春秋側がしっかり『自信がある』と言っていますけども、そういう性加害的な記事に書いてあったようなことがあったんだということをきちっと立証できるかがポイントですね」と解説した。

 これを受け司会の羽鳥慎一アナウンサーから「松本さん側がやらなきゃいけないことは?」と質問され「週刊文春側が何を出してくるのかによるんですけど」

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とした上で「客観的な物理的な証拠があれば明らかだと思うんですね。例えば録音とか録画したものとか。ただ、8年前、9年前の出来事なので、恐らくそういうものもないということになると、証人尋問のような形で実際、今回記事に出た女性の方が裁判になったら証言台で説明しますとおっしゃっていますけど、そういう方が出てくると、結局、言った言わないという話になるので、そうすれば当然、松本さん側も、いやいや、女性が言っていることは事実と違いますということをやはり主張していく、証人尋問になっていくので、なかなか難しいかなと思いました」と解説し「両方がそれぞれの主張をして裁判所がどっちが言っていることがより合理的かということを判断していくんです」と指摘した。

 番組では東国原英夫氏が2012年、「週刊文春」に「宮崎県知事時代、20人以上の女性と同時に交際し、うち1人の女性とは知事室で性行為に及んだ」と報じられ提訴。勝訴し、文春側に220万円の損害賠償金の支払いを命じた判決が下ったことを紹介。この東国原氏の勝訴に菊間氏は「週刊文春に内容を告発した女性が裁判には出てこなかったんです。そうすると結局、週刊文春側が記事に書いたことを真実、もしくは真実相当だと思って私たちは記事を書いたんだということを立証しきれなかったことで東さんが勝って」と解説した。

 その上で今回の松本の裁判を「今回、女性がきちっと(裁判に)出てくるかということとか、具体的な(文春に告発した)Aさんという方と松本さんが2人で話をしていても密室の場合は2人だけの話になるのでどっちが言ってることが正しいかもわからないので、場合によっては(スピードワゴンの)小沢(一敬)さんとか、その場にいた放送作家の方とか、他の2人の女性とかにまで話を聞いてということになるかもしれない。そう考えると、時間はかかるかなと思います」と解説していた。

 この解説を受け司会の羽鳥慎一アナウンサーは「これは、何があったか、なかったのか。何を言ったか、言わなかったかというところになるんで、かなり難しくて時間がかかるんだろうなと思います」とコメントしていた。

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