『今日好き。卒業編&新年特別編』3話ーー「大好きー!」海に向かって愛を叫ぶ二人
2024/01/22

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よりにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。卒業編&新年』(以下:今日好き)。現役たちが2泊3日のに飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。

参考:

 以下より、公開の3話から見どころを紐解いていく。細かなもあるためご注意いただきたい。

・ゆのん、との船上でひと吠え 「、大好きー!」

 令和の恋、配分を知らず。“返事はすぐにしちゃダメ”なんて駆け引きの鉄則も、平成の“あの頃”の常識でしかない。伝えたい想いは、すぐに伝えるべき。なぜなら、伝えたいのだから。そんなことを考え、思わず背筋をピンと正された今週の『今日好き』だった。

 前回の2話から本格参戦をした、ゆのん(中島結音)。初日の夕食時、この日唯一の2をしている()と隣同士になると、気になる相手について「けど3人じゃろ?」と話題を振る。すると「いや、でももう……」と期待以上の反応が返ってくると「どーれっかなぁー?」と、の顔を覗き込んでご機嫌に。ゆのんは調子に乗れば乗るほど、女子になる。もはや『今日好き』の常識といっても過言ではない。

 その後も「もうになったん? 完璧? 心残りとかもない?」と質問攻めにすると、も丁寧に「うん、うん」と対応。ほかの女子にしない決意を確認すると、ゆのんが“ご褒美”がてらにペンっと肩をはたく。「痛いのぉ」と、。痛くないくせに。

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そのまま、にんまり笑顔での先を口に当てるゆのん。なんだよ、恋、始まってんじゃん。

 ゆのんの“確変”は、これだけでは終わらない。ここで、女子全員で“花くじ”に挑戦。見事に当たりを引いた1名は、気になる男子と翌朝、特別なに行く権利を獲得するというだが、ここまで書けば察しがつくはず。に向かったのは、×ゆのん。なんたる強運の持ち主なのだろう。

 ということで、朝……をするはずが、ふたりが集合したのは、なぜかほぼ夜。の“恋愛見届け人”と、“船上”にいるゆのんの双方からが飛び交ったが、この時間に集められた理由がわかるのはこれから。それでなくとも、ゆのんから「いちばん気になっとる」と、改めて意中の相手だという宣言があった(この“気になる”という言葉が後々のとなる)。

 思えば、がゆのんと出会った時点で、第一印象で気になっていたそら(中川そら)と2を終え、彼女との成立にはあまり可能性がないと読み切っていたこと。そしてそれ以上に、たった1回、しかも短時間の2ながら、ゆのんに“ピンときた”こと。すべてが上手く転がり、いま、この状況を迎えている。恋愛見届け人たちからは、がゆのんを否定も変に受け入れもせず、よく接しているところが調和を生み出しているのだろうと、太鼓判も押されたくらいだ。

 と、やや堅苦しく俯瞰してみせたが、この後のを観れば、そんな難しい考えをすることも忘れてしまうはず。ふたりが『今日好き』初ともいえる“ほぼ夜

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”の時間に集合した理由。船上から水平線に浮かぶ、色の幻想的なを見られるからの一点に。そのことに気づき、ふたりもではしゃぎながら立ち上がり、気づけば自然と手を繋いだ状態に。そののんを撮影する。「綺麗? 激綺麗?」と、自身の写りを気にするゆのんだが、こういう、とかによくいるなぁ……。

 さらに、それぞれがいま感じていることを、大海原に叫ぶことに。「なんでもいいよ、“ゆのんちゃん大好き”でもいいし」「“ゆのんちゃんかわいすぎ”でも」と、への“ご要望”が押しかけてくるが、男子側からすれば、こうしてノリよくをしてくれた方が、変に気負わずに想いを伝えられるもの。“”ができるゆのんのがあってこそである。

 結果、は「ゆのんが好きー!」と叫んだが、ちょっと違った。彼女が本当に求めていたのは、2回目に叫んだ「ゆのんが“大好き”ー!」の方。ようやくご要望通りの言葉を聞けて、ゆのんも「、大好きー! !」と。いつの間にか再び手も繋いでいるし、もう船上でこのまま告白してしまえばいいのにと思わされるほど、ラブラブぶりを見せつけられる特別なだった。

 冒頭に戻るが、令和の恋、配分を知らず。伝えたい想いは、すぐに伝えた方が幸せ度合いが高まるのだと、×ゆのんの様子を見ていると嘘なしに思わされる。マジで早く付き合ってほしい。

・るい、そらの背中を押す“本来の意味”と違った告白 「そらちゃんのことが大好きでした」

 もうひと組、伝いたい想いを伝えたペアが。

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前回の『九龍編』からの結論を持ち越している、るい(村澤瑠依)×そら。るいは今回の旅が始まってすぐ、最終日を待たずに告白をすると約束していたが、その日の夜にはそらの想いが自身に向くことはないと聞かされ、俯くしかない状態だ。

ひと晩が経ち、るいが出した“答え”はこうだ。男子同士がビーチ相撲対決をし、この日の行動の分けをする。そうたが事前のを説明する途中、飛び出した言葉は「少しだけ時間もらいます。そらちゃん、いまここで告白させてもらいます」。まだの予感すらないこんな早い時間帯から、初日の約束通り、最終日を待たず、運命の告白に腹を括ったのだ。

 ただ、るいが考えていた“告白”は少し違う。「この告白は付き合ってほしいとか、好きとか、そういうことを伝える告白じゃないんだけど、でも幸せになってほしいっていう気持ちをどうしても最後に伝えたかったので」。前回の『九龍編』での約束を覚えているだろうか。そらが誰と結ばれる運命にあっても、彼女の幸せを願い、応援し続ける。だからこそ、るい自身は「そらちゃんだけがいちばん大好きでした」と、すでに想いに区切りをつけていたのであり、「今回の旅はこれで終わりにします」と、彼女の負担にならないよう、自らの旅にを打った。

 『今日好き』の通例として、告白する側は手を差し出し、相手がそれを握ったら成立。だが、るいとそらも最後、お互いの手を握り合っていた。それは、ふたりが結ばれたわけではなく、“出会えてよかった”という、るいが提案した最後の握手。

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 本来の意味とは違った“告白”だったが、最後に見せてくれた“恋の形”は、これまでのと同様。あの握手でせめて、るいの心が少しでも軽くなってほしいし、そらには自らの恋に全力で突き進んでほしい。何度でもいうが、伝えたい想いは、すぐに伝えるべき。そうでないと、好きな相手に想いを伝えられないまま、すれ違ってしまうのだから……。

(一条皓太)

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