配車サービス利用の女性が運転手に暴行され妊娠・出産 会社は責任を否定
2024/01/23

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妊娠し、出産も…。性的暴行を受けて赤ちゃんを産んだ女性が提訴に踏み切ったことを、『People』『CBS News』などアメリカのメディアが伝えている。

■運転手に襲われた女性

2018年4月、アメリカ・フロリダ州で暮らすタバサ・ミーンズさんが、酒を飲んだあとライドシェア型のオンライン配車サービスを利用することにした。

このときタバサさんを乗せた運転手は、「助手席に座って」と指示。タバサさんの体を触り、到着後はタバサさんの自宅に押し入って性的暴行を加えた。

タバサさんは何度も「やめて」と懇願したが、運転手は聞く耳を持たない。それどころか「大丈夫、すぐ終わるって」などと言い、繰り返し暴行に及んだ。

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■妊娠に気づき衝撃

その約1ヶ月後、体調の異変に気づいたタバサさんは、自宅で妊娠検査薬を使い陽性であることを確認。2週間後に病院にも行き、「確かに妊娠している」と告げられた。

タバサさんはそのまま妊娠を継続し、33週で帝王切開を受けて息子を出産。運転手のDNAサンプルを入手し鑑定してもらったところ、運転手が父親である可能性は「99.9999999998%」と判明したという。

それからずっと育児を続けているタバサさんは、このほど配車サービス会社を提訴した。

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「守ってくれなかった」と言われた会社側は非がないことを強調し、問題を起こした運転手については「何年も前に辞めました」と明かしている。

■会社側の主張

会社側はこのほど声明を発表し、タバサさんが被害を受けたのは配車サービス終了後のことだと主張。24時間体制でサポートする安全対応チームがあるなどとコメントし、一部メディアに対しては「(タバサさんは)通報もせず、被害届も出さなかったはずです」と述べた。

その一方で、タバサさんの弁護士は「会社のアプリを利用し問題が起きたんです」「そもそも運転手のバックグラウンドチェックはずさんなもの」と会社を批判している。

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■癒えないトラウマ

被害者であるタバサさんは、「今も毎日つらい思いをしています」と明かしている。また暴行による妊娠で出産したのは末っ子だと公表し、「子供たちがいて恵まれているのに、つらい出来事を思い出してしまうんです」と複雑な気持ちも打ち明けた。

さらに「でも私は真実を知っています」「あの運転手には多くの物を奪われました。でも私の声まで奪われたわけではありません」とも話し、闘う意欲をのぞかせた。

(文/Sirabee 編集部・)

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